各地の石仏/伊那市・その他のエリア

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美篶
もうひとつの石工のふるさと


写真/六道の堤(美篶笠原)
 
田園風景が広がる美篶・手良地区も、高遠石工を数多く輩出したところです。

美篶下川手には、地元出身の渋谷藤兵衛が高遠の青石で彫像した宝篋印塔(洞泉寺)や石仏(下川手公民館)が残っています。
南割では、藤兵衛作の愛らしいお地蔵様が迎えてくれます。

六道の堤

高遠藩が六道原開墾のため藤沢川から引水した堤(ため池)をつくりました。約10キロの井筋(水路)は一番井と呼ばれ、周囲の風景が美しいことで知られています。



写真右/高遠の青石でつくられた宝篋印塔(渋谷藤兵衛作 文政10年)
写真中/渋谷藤兵衛作の伽羅陀山地蔵尊(下川手公民館 文政12年)
写真左/渋谷藤兵衛の地蔵尊(南割の六地蔵 文化14年)


南割の六地蔵