各地の石仏/伊那市・その他のエリア

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東春近
農村のたたずまいに野の仏が点在する


写真/護国禅寺本堂(中殿島)
 
 
東春近は天竜川の東側に広がる田園地帯で、寺院や庵、墓地などに高遠石工の石仏がたくさん見られます。なかでも、中殿島(なかとのじま)の光久寺、護国禅寺には小笠原政平や下平文左右門、太左右門などの石仏が数多く安置されています。

また、下殿島の古寺裏には石仏群、土蔵の公民館横には双体道祖神(市有形文化財・政平作)、田原の薬師庵には(じゅんてい)観音(市有形文化財・政平作)はじめ石仏群があります。

護国禅寺本堂

護国禅寺や光久寺には地元の石工・小笠原政平や下平文左右門・太左右門などが彫像した石仏が数多く安置されています。




写真右上/小笠原政平作の地蔵尊(護国禅寺 安政5年)
写真下2点/お顔や衣に共通の特徴が見られる観音像(光久寺 下平文左右門作)
写真左上/古寺裏の石碑(政平作)



古寺裏の石仏群
 

天王宮の双体道祖神(土蔵公民館横 天保9年)


田原薬師庵の石仏群